レッスン6 運命とは?続き

誰算

前回、宿命についてお話しましたので今回は運命についてお話したいと思います。

おさらいになりますが、

宿命は、自分の意思では変えることのできないものであり、

生まれながらにして持っているものであったり、与えられた環境になります。

そして、今回お話しする運命は、

自分の意思で変えることのできるものであり、後天的な要素で動かせるものということになります。

実は、この運命を東洋哲学の基本公式として表すことができます。

凄く大事な考え方になりますので覚えておいてください。

運命=(宿命+環境)×在り方・生き方

公式を詳しく説明していきますと、

まず、宿命は変えることのできない部分になりますが、

宿命が運命に対して与える影響は20%くらいです。

え?宿命の影響って20%くらいなんですか?

宿命でほぼ人生が決まると思ってました。

宿命で人生決まっちゃったら努力は無駄ってことになりそうですね笑

無駄な努力もありますけど(毒)

次に環境について。

ここでの環境は、宿命としての生まれながらの環境のことではなく、

後天的に自分が選択できる環境のことを指します。

環境が運命に対して与える影響も20%くらいです。

治安の悪い学校に入ったらグレる確立上がるみたいなことですか?

はい、そういったイメージでいいです。

ただし、一概にグレることが悪いとは言えず、

自分の宿命に合った環境がどういうものか?が重要となります。

宿命に環境を合わせるという考え方は算命学において最も重要なことなので、

頻繁にこのことについてはお話していくと思います。

最後に、自分の在り方・生き方について。

自分の在り方とは、

「生きる上で理想とするべき自分自身の姿」であり、

「自分がどんな人間でいたいのか」ということになります。

また、自分の生き方とは、

「在り方を意識する上で起こす行動や態度」ということになります。

ん~、分かったようでちょっと難しい。

<br>

在り方、生き方ひっくるめて、向上心や努力、誠実さや人間力のような

人として目標を高い位置に持つみたいなイメージです。
※必ずしもそうでなければいけないというものではありません

または、自分軸(ブレない心)を持つみたいに捉えてもいいかもしれません。

この、自分の在り方・生き方が運命に対して60%くらいの影響を持つとされ、

最も運命を左右する要素になります。

公式  運命=(宿命20+環境20)×在り方・生き方60 

※運命は100ではなく、公式的には最大2400となります(数字の根拠は不明)

ここでいくつか例を挙げてみます。

①100%発揮されるパターン(良い運命を引き寄せる)

宿命(スポーツの才能あり)+環境(幼少期からスポーツを習い続ける)+在り方・生き方(大谷選手を目指して頑張る)

このブログ、大谷選手の例え好きですよね?

バレましたか?

例えがいつも大谷選手ですからね…

②80%発揮されるパターン(人並み以上に良い状態)

宿命(勉強の才能あり)+環境(幼少期からスポーツを習い続ける)+在り方・生き方(大谷選手を目指して頑張る)

宿命は完全に活かし切れていないですが、それ以外の要素に一貫性があるため良い状態でいることができます。

※スポーツにも学ぶ要素は必要ですので、そういった部分で宿命の才能を発揮している可能性はあります

③60%発揮されるパターン(人並みな状態)

宿命(勉強の才能あり)+環境(勉強もスポーツも特に何もしない)+在り方・生き方(大谷選手を目指して頑張る)

宿命も環境も活かしいきれていないですが、在り方・生き方として大谷選手のような人間性を目標にしたとすると、

平均的な幸せな状態でいることができると思います。

④40%しか発揮されないパターン(やや不満足な状態)

宿命(勉強、語学の才能あり)+環境(通訳の道に進む)+在り方・生き方(大谷選手のお金を勝手に使う)

宿命と環境はマッチしてますが、在り方・生き方が0であり、人生の途中までは成功したしても、

いずれ問題を起こし不満足な状態になることが予想されます。

先生ってワイドショー好きそうですね?

ワイドショーは全く見たことがありません。

先生の在り方、生き方は0ですね。

⑤20%しか発揮されないパターン(不満足な状態)

宿命(勉強の才能あり)+環境(勉強もせず遊び放題)+在り方・生き方(努力が嫌いで楽することを優先)

宿命を全く活かし切れず、また成長する気もなく不満足な状態だけが続くことになります。

【本日のまとめ】

占いでは宿命を見ることが大半であり、

環境や在り方・生き方の要素まで含めて運命を鑑定する占者は少ないと思います。

故に宿命を見て良い、悪いや向き、不向きをアドバイスされますが、

運命は自分次第で如何様にもなるということが分かって頂けたと思います。

しかし、最も比率の高い「在り方・生き方」が不明確で定まっていない人が多く、

人生に迷い、占いを頼らざる得ない原因にもなっています。

当ブログで学んでいる方は、

人生の迷える子羊や占い難民を救済するためにも、

宿命と運命の違い、捉え方をきちんと理解していってください笑

次回からは、いよいよ鑑定に直接必要な干支や星について、

説明を進めていきたいと思っております。

【お知らせ】

算命学の有料級鑑定を完全無料でできるサイトを当ブログ管理者が作成いたしましたので、

下記、画像リンクからご利用ください。

タイトルとURLをコピーしました